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私の子供の頃は、川や野原が遊び場であり学びの場でした。そして子供(人間)と自然は共存していたかと思います。

しかし、いつからか高度経済成長と共に子供の遊び場は仮想空間「コンピューターゲーム」のような人工的な世界へ変わって行き、汗を流す事無く脳を満足させるだけの視覚的な遊びへと変化して行きます。

このような遊びも原因の一つだと思うのですが「引きこもり」という社会問題が起き、人の心や自然も病んできているように思います。

特に、人間による乱開発で地球がおこっているかのように世界中で異常現象が起きています。

記憶に新しいあの3.11の震災は多くの人々に自然の驚異を知らしめ、そして自然の大切さを感じさせました。止まる事無い「争いや乱開発」、「震える心」、「病む人々」。

私はこのような現代に一瞬でも「ホッ」と生きる喜びや自然の大切さを感じて少しでも心の隙間を埋める事が出来ればと思いながら制作を始めました。

                      「心の世界」では私の心の中にある原風景の「記憶」をペンを使って自由自在に表現しています。
 

 

 

 

「kokoro no sekai」

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